| 第一回WAN Oh! ONE TRIAL 中盤戦 | |
| 中盤始めのゲームは高いトレーニングスキルが要求されるコレクションからです。 このゲームはまずウェイティングエリアに3頭を座らせる。そこから1頭づつハンドラーが10m離れたコレクションエリアまで移動させ、3頭が座った状態になるまでのタイムを競います。 また、補助の為にホルダーを2人選出できるが、ホルダーはウェイディングエリア横に設置されたイスに座った状態でのみの補助となります。 このゲームでは犬との社会性、人との社会性が要求され、ハンドラーは遠隔での指示や、ルアーの技術力、タイミング等プロレベルのスキルを要求されるのでとてもよい学習になります。 今回はまったく練習なしでの一発勝負だったので紅白ともに人選、犬選が難しかったと思います。結果から言えばどちらも成功することができませんでした。 白組は銀・ペッパー・チェスが参加し、増淵さんがハンドラーをしたのだが、銀とチェスはこのゲームの前にひとしきり遊び、銀がチェスに熱烈遊びモードが切れないままに出てきたため、この2頭を制御できず、やむなくイエローフラッグとなりゲーム中止となった。対する紅組はスコッチテリアののっこ・ボーダーの寅次郎・ダックスのゴエモンという異種格闘技のような3頭で挑んだ。ハンドラーはのっこの石井さんが奮闘するも、あと一歩のところコレクションエリアに3頭を座らせることが出来なかった。このゲーム、2頭だととても簡単だが3頭は本当に難しい。しかし次回は練習してのチャレンジなので期待できそうですね♪ |
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中盤の団体戦、「フラッグ」は2組に分けて2回行われた。 フラッグは、コート中央に置かれたチームカラーの旗を3分以内に何本回収できるかというゲーム。旗をとる為には犬をウェイディングライン内で座らせて待たせなくてはならない。素早く座らせ、確実に待たせることが要求されるのでこのゲームの練習をするとミュージカルチェアも強くなる。 それにハンドラーはかなり走るのでダイエットにもうってつけ?♪ 結果はミュージカルチェアで圧勝した白組が2回とも勝利を飾りました。白組は若いペアが多いのですが総合力、団結力がとても高いのでしょう。101ではこうしたチームの力がゲームを優位にすすめるポイントにもなります。またこんなシンプルなゲームほど燃えるのです! 2回とも4〜5本の差をつけての快勝だっただけに紅組の悔しさもひとしおだったでしょう。 |
| 続いては個人戦の「ウエイト」!これもとても高いトレーニングスキルが要求されるゲーム。 コート内の任意の場所にターゲットポイントを置く、ハンドラーはスタートラインに犬を待たせ、ゴールラインから呼び込み、途中にあるポイントで立ち止らせて座らせる。1分以内にどれだけ近くに座らせることができるかを競います。 遠隔からのコマンドトレーニングがフリーにした時にどれだけ効いているかはとても大事なこと。ドッグランで放したはいいが呼べど叫べと戻ってこないなんていうことでは困るわけで、こういったゲームを通じて遠隔でのスキルアップをするととても役立つのです。 このゲームのコツは呼び戻す際にゆっくりと移動させること。つまり歩く速度に「ゆっくり」「ふつう」「はやく」という変速ギアをつけることです。呼ぶと猛スピードで走ってくる犬は当然止まる事はできないが、ゆっくり歩いている犬は止まれる。これをまずトレーニングしておくことが必要。そして右と左という方向指示ができるようにする。できればバックの指示も入ると通り過ぎた時に有効です。 さぁ、この難題なゲームいかに攻略するか見る方も楽しみです。しかし、こうしたゲームではどれだけ練習したか。どんなところでもできるように様々な場所で練習をすることが犬の般化(馴れさせて、どんなところでも同じようにできるようにトレーニングすること)を促進したかが結果を左右する。 そしてこのゲーム、とんでもない記録が出ました! 第5位には若干6ヶ月のジュウベイ(紅組)が怪しいまじない師のようなハンドリングを用いた石川梵さんが入る。このパフォーマンスと実力、いや実力があるからこそのパフォーマンス、笑いとどよめきで2倍楽しませていただきました。記録はターゲットまでの距離1m24㎝ 第4位には川人らぶりペア(紅組)が1m16㎝という見事な記録で入った。ラブラドールという犬種はオビディエンス競技・スポーツドッグ・災害救助や訪問活動等、あらゆる場面で力を発揮する万能犬種ですが、それだけに何も教えないと悪さの万能選手になってしまいがち。らぶりのように色々な事にチャレンジして楽しめれば幸せですね。 第3位には1mジャストの記録で荻原ルイペア(白組)が入った。ここまでの記録となると本部から見ているとほとんどターゲットぴったりという感じを受ける。あと少しの確実性が増せばさらに記録は良くなるでしょう! 第2位には小林ララペア(白組)がなんと73㎝という記録!この1年で成長著しいペアの結果を出せたことはとても嬉しいことでした。それにしても73㎝という記録お見事というしかないです。 しかしこれで驚いてはいけない。ここまでラブラドール、ボーダーコリーが上位を占めてきた中でなんとM・ダックスのエルシイ(紅組)が第1位となったのである。しかも記録はターゲットまでの距離33㎝!これはエルシイの体長よりはるかに短い距離。ターゲットのコーンが約20㎝だから、ターゲットどんぴしゃと言っても良いでしょう。ダックスというとしつけのできていない犬の代名詞のように思われていますが、ここに出てくるダックス達はむしろその逆です。ダックスもトイプードルも学ぶ場を与えればこんなにもできる、自信満々のその顔は喜びに満ちあふれているのです。犬の一生はほんと飼い主で決まるんだなぁと改めて感じました。 |
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| さぁ、続けて個人戦の「サーチ」、このゲームは犬をスタートラインで待たせ、任意のもの(テニスボール程度の大きさ)を指定された障害物の後ろに隠し、そそれを探すまでのタイムを競うものです。障害物には犬の社会性が必要とされるようなもの、例えば開いた傘やゴミ箱等が用いられる。今回は始めての試みだったので椅子等のシンプルな障害物としたが、それでも少し躊躇する姿も見受けられた。 このゲーム、ただ鼻が良いだけでは勝てないゲーム!いつもならちゃんと探して持ってくる犬でも、思った以上にうまくいかないのがこのサーチなのです。 ハンドラーの皆さんも隠す時の条件に変化をつけたり、モチベーションを上げる工夫を凝らしたりと、アイディアいっぱいのゲーム展開でしたが、こうしたアイデアこそがトレーニングには必要なのです。 そのアイデアいっぱいの入賞者は、まず第5位に捜索から回収までの時間29秒83で石川ゴエモンペア(紅組)が入りました。ダックスはあなぐま捜査犬ですからこうしたゲームは大好きです。日常生活でもこうしたゲームを行う事でストレスも発散されますし飼い主との絆も深まりますからダックスの飼い主さんにもおすすめのゲームです。 続いて第4位には荻原ルイペア(白組)が28秒52で入りました。どのコも障害物をひとつづつ嗅ぎながら確認する動作が見られるのですが、明らかに目の前に探しているものがあるにも関わらず素通りすることがあります。これは犬が目ではなく鼻による嗅覚で物事のありかを認知しているからなのです。私たちならいとも簡単に見つけられるものでも犬達にはなかなか難しいものなのです。しかし、逆にごくわずかな臭いから捜索する場合は圧倒的に犬のほうが素晴しい能力を発揮します。 第3位は奥澤はなペア(白組)が21秒70で入りました。このペアは小学生ハンドラーなのですが、学業や習い事、そして犬との生活と、沢山のことを両立しながらがんばっています。そしていつもこの先の人生で大事なものを見つけていきます。これから先もっともっと沢山のことを伝えていけたらと思っています。 第2位には塩田べリーペア(紅組)が14秒67という素晴しいタイムではいりました。もともとレトリーブはあまり得意ではなかったべリーですが、塩田さんのトレーニングによって何でも楽しくやっていく気持ちを持つ事ができたべリー。この結果を見て犬の一生は本当に飼い主次第だと改めて感じます。 さぁ第1位は、石川じゅうべい(紅組)が12秒56、べリーにわずか2秒差で入りました。ゴエモンとじゅうべいは普段から楽しくサーチゲームをやっているそうで、生活そのものが学びの場であり遊びの場になっているからこその結果でしょう。まずは飼い主さんが楽しむこと、それが今回の結果に反映されました。犬のトレーニングの世界はほとんどが女性なのですが石川さんのような男性がもっともっと増えてくれればと願ってやみません。 気になる紅白の勝負の行方は?前半で白組がぐっと引き離した展開でしたが紅組がどこまで巻き返したか・・・・ 中盤までのポイントは、紅組59ポイント、白組80ポイント、僅かに差は縮まったが、白の優勢は続いている。残す3つのゲームで気合いの逆転があるのか、それとも白組がこのまま逃げ切るのか? |
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