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普通の社会生活のために

いいお天気ですね。昨日も雨ふるといって降りませんでしたが今日はどうなのでしょうか。
アウラには遠くからレッスンに通われる方が多くいらっしゃいます。
そうなると気温や天気の違いに敏感になります。
こちらは寒くても生徒さんの地域では暖かいとか、こっちは雨でも向こうは晴れとか・・・昨日も静岡方面からいらっしゃる方が見えましたが、やっぱり気温の変化に驚かれます。
向こうは暖かですからね。それ故に天気予報は正確になってほしいと思いますが・・・・はやぶさ2が竜宮にピンポイントで着陸し採取に成功したという時代でも難しいのでしょうね。
そんなことはさておいて、昨日も新百合ヶ丘でオビディエンスの稽古をしてきました。その時の様子はインスタにアップしていますので興味あればのぞいてください。
一昨日の時よりはすこしよくなっていましたが、まだまだの陪乗なくらいまだまだです。
こんな単純な作業なのにちゃんとできない・・・・ちょっと悔しい、情けない自分です。
私は競技会や試験は受けますが、そのためにこれをやっているわけではありません。競技会や試験はあくまでも通過点の一つに過ぎません。
客観的な評価基準を持っていて技術のある審査員を介して自分たちに足りない部分を評価していただける。こんな素敵なシステムはそうはありません。
ですからそれに乗っかるためにこんな単純な作業の練習稽古を繰り返しているわけです。
でもそればかりやっていても仕方ありません。大事なのはその部分を日常生活で使うことです。
社会の中で自分の犬が不安なく楽しく過ごせ、みなさんに迷惑にならず、かわいがられ、認められ、できるならば笑顔で満たされるような関わりを持つため・・・・
日常の審査員は社会であり、道行くおばあちゃんや小学生だったりするわけですからね。順位も点数もつかないし、必要ありませんが、やはりそこが終着点だと思っています。
以前、私の相棒のラブラドールのアールと競技会に参加していた時、こんなことがありました。
アールの同胎で訓練所にパピーのころから預けられていた訓練犬。
その子は競技会で訓練士とともに素晴らしい成績を収めました。理事長賞という栄誉を何度も受けました。
ところが自宅に戻ってしばらくすると制御不能の犬になります。
そして問題を起こします。小型犬を何度か噛んでしまい、脱走して夜な夜な帰ってこなかったりとその地域で有名な悪い犬と飼い主というレッテルを貼られました。
競技会では満点に近い得点をとれる犬がです。
でもその方は気が付きませんでした。こんないい子なのにどうしてこんなことになるのかねぇと首をかしげます。挙げ句の果ては向こうが逃げるからよ・・・と責任転嫁。
で、最終的に自分で繁殖した兄弟犬(貰い手がない)を引き連れて四国の田舎に広大な土地と古い家を買って移住しました。
当時送られてきた写真には、そのだれも入ってこない広い庭で楽しそうに走り回るその子や犬たちの姿がありました。
私はそれを見て、まぁそれも一つの社会生活だねっと思いました。少なくともこの東京では実現不可能な社会ではありますが。
そうそう、訓練所に1年預け、競技に参加させ結果を出させるには数百万かかるそうです。
面白い社会もあるものです。
私とウノはもっと普通の社会で楽しもうと思います。
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