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いろんな価値観がありますが私はこう思う

蝉の声が遠くなりました、秋ですねぇ
さて、この仕事をしているといろんな出会いがあります。
パピーからレッスンにくる人、ダンスやオビディエンス、ディスクなどの目的があってくる人、問題行動の改善でやってくる人、保護犬との関係づくりでやってくる人、プロの人の学び直しでやってくる人、地域も様々です。一番近いのは歩いてこれるご近所、一番遠いところは北海道、千葉に埼玉に長野に名古屋に、もちろん23区内はとても多い。
お一人で来られる方、ご夫婦、ご家族、赤ちゃん連れ、一番高年齢は83歳の男性・・・ジャックラッセルテリアと自転車で散歩したいというリクエストでした・・・方向転換していただきましたが・・・犬種もいろいろ、人気犬種のトイプードルやダックス、レトリバーに牧羊犬に狼犬に珍しい犬種もいっぱいきます。ボーダーコリーはやっぱり多いですね。チワワも時々やってくる。
そしてもうひとつ、人によって痛めつけられて傷ついた犬と人・・・ときにそれがプロと呼ばれる人の手で傷ついた・・・
カウンセリングでは聞くに耐えれないほどのことが私の耳に飛び込んでくる・・・
しかし、それはいつも正論化されている。だからやっているほうも受けている方も虐待だとは思わない。
親御さんが自分の子供を虐待して死なせてしまう事件が後を絶たないが、その親御さんは虐待しているとはおもっていない。それはしつけだとおもっている。
熱湯をかければ火傷して死に至るだろうし、何も食べさせなければ餓死するだろう、棒で叩けば痛いではすまないし、一晩中ひとりで風呂場に閉じ込められている子供はさみしいでは終わらない、
しかし、しかし、子供達は逃げる術を持たない、大人なら訴えるだろうし逃げ出すだろうが、子供にはその能力が備わっていない・・・だから服従して笑顔を見せるしかないのだ・・・まるで従うことが嬉しいように・・・
事件になって逮捕された親御さんは必ず言います。
「殺すつもりはなかった」
「死ぬとは思わなかった」
「すこしやりすぎてしまった」
人というのは行動学的にも歴史的にも心理学的にも脳科学的にも人をあやつれることに自己欲求達成が強く覚醒してしまうとやめられないのです。
ましてや逃げられないとわかればそれが弱者である子供や犬であったとしても関係ないのです。

すこし話が飛んでしまうが、2020年今も世界中で戦争、紛争、内戦が20カ国以上で起こっています。
その理由は様々です。
宗教上の争い
土地や資源の奪い合い
権力者の利害関係
文化や民族性の衝突
政治的衝突
差別
・・・・
そして核の脅威はこの10年で数倍にもなっている。
拉致監禁殺戮・・・・
どうしてそんな卑劣なことができるのだろうか?
しかしそれを行なっている人間には罪の意識はないし正義のように正当化している。
その影で罪もない子供や老人、女性たちが苦しんでいる。
動物たちは住む場所を失っていく・・・
土地は荒れ、農作物は放置され食糧難は続いている。
世界の飢餓人口は約6億9000万人。11人に1人が飢餓に苦しんでいます。
その多くは紛争の中にあり、子供達だったりする。
一方でフードロスという言葉が一人歩きしている。
たしかに食べずに捨てることは大きな問題だし、今すぐに改善すべきことだ。
けれどそのもっと先には食べ物を生産できない地球が待っている。

虐待という名のしつけをマクロとミクロで見たならばそこにつながっていく・・・・言い過ぎだろうか?
日本の子供の幸福度は先進国の中で最下位から2番目
つまりメンタルヘルスが不幸であるということです。そして若者の自殺率がとても高い・・・・・一方で体は健康である。
イギリスがそれに近いというのはちょっと驚きであるが、オランダやデンマーク、ノルウェーが子供にとって幸福な国だというのは頷ける。
同じようになれば良いとは思わないが、今のままではいけないと思うし、考えるし、行動する。
私ができる超ミクロな活動ではあるが、人が犬を痛めつけて服従させないでも楽しく安全に過ごせるという姿を見せ続けること。
続けていこうと思います。
NHKEテレ、天才てれびくんhello,後半は7日月曜日、午後6時20分から
アウラフリースタイルファンマッチのエントリーを開始しました。
今回も少人数での開催となります。
詳細はこちらから!
みなさまの参加を心よりお待ちしております。

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