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冷静な脳と心臓

今日もいいお天気ですね。
昨日、スーちゃんが帰り、ウノも私もひさしぶりに自宅に帰りました。
スーちゃんきっと疲れて爆睡だろうな、ウノは昨晩はウノムリン化せずにひたすら寝ていました。
今朝はもう復活していますけどね。
なんだかんだ言ってもやっぱりお家が一番なんですよね。

ウノは今日から久しぶりにフリスタダンスの稽古をしようかと思います。オビディェンスも丁寧に丁寧にウノとの中で育んでいこうと思います。
先日のディスク大会でも、コートに入る前から大興奮している子や、コート内でもスタート前から興奮しすぎて吠えたり、動き回っている子がいました。
ディスクを持ち帰っても離せずにディスクを無理やり取り上げている様子もみられました。
足を怪我しながらもディスクを探している子もいました。
それでも犬たちは走るし、キャッチするし持ち帰ります。
脳科学からすれば、いくつかのストレスホルモンが増幅している状態です。心拍数も上がるので呼吸も不安定で、脳や心臓に酸素が十分におくれていない状態です。
ディスクドッグやアジリティなどは、それ自体が動物的な報酬、つまり生得的な動機付けがぶら下がっている状態ですから、使役犬にとっては興奮する作業です。
まあ、一度ルールがわかればほっておいても勝手にやってしまうので、人のほうも嬉しくなって、そんな状態でもゲームを続けてしまう人が多いです。
それもあってもいいでしょうし、それしかできないのだからそれでもいいと思います。
でも私はそれは好きではありません。
コートに入る前は自分も犬もモチベーションを保ちつつも、犬がちゃんと自分の目を見ていられるか、言葉を聞いているか、そして無駄な興奮をみせていないかを確認します、
そしてコートに入る時もヒールウォークを保ちつつ冷静にその場に犬を導きます。
MCに準備ができていることを伝えるその意味はリードを外したからではなく、犬の精神的なコンディションが整っているとき。
もちろんそれは完全ではなくてもかまわないし、それはとても難しいことです。
でも、それをしようとするかしないかで犬のストレスは大きく変わります。
オビディエンスというのはこういう時に役立ちます。
UNOはいまのところ、フリスタでもディスクでもこの約束を満足できる状態で守られています。
へんな興奮はなく、私との時間を楽しんでいます。
多少お花畑が入っている不思議ちゃんは性格ですのでさして高性能ではありませんが、それでもこうしてコンディションを整えれは、ハイパフォーマンスの犬たちよりも高い結果を残すことも可能です。
そんな時の達成感は私もUNOも最高です。いい意味でドーパミンもエンドルフィンもドバッと出ています。
街乗り用のちいさな車でスポーツカーを追い回していち早くゴールする感覚はたまりません。
さぁ、今日もそんな感じをつかむためにお互いに学びましょう。
そして、私はそれをみなさんにお伝えするのみです。
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