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どこから何を引き出すか

おはようございます。
アウラフリースタイルファンマッチのエントリーはキャンセル待ちも含めて終了となりました。
今後の進捗状況につきましては参加の皆様にご連絡してまいります。
どうぞよろしくお願いします。

さて、昨日もたくさんの犬たちで賑わったアウラでした。
おてんば、やんちゃが多いアウラですが、ひときわ元気なのがエアデールテリアの泰造です。
いろんな理由で犬とのフリーセッションや自由運動に恵まれずに育ってしまいました。
そのため様々な条件においてセルフコントロールすることが難しい状態でレッスンにはいりました。
とはいえエアデールテリアですから、賢さも運動性能も極めて高く、なんといっても愛情深く、表現が豊かです。
表裏一体という言葉がありますが、それをどこからどう引き出すかでまったく逆の行動になってしまうわけです。
で、こうした犬種の多くの場合が強制的に抑え込むことでなんとかコントロールするということになるのですが、アウラではそれをしません。
そのため、犬は思う存分自分を表現できます。
そしてその中から自らがセルフコントロールする力を持っていく。私はそのアシストとヒントを提供するだけ。
そうやってレッスンを重ねていくだけで泰造は持っていた輝くダイヤの原石が磨かれて顔をだしてきました。
問題はわたしのことが好きすぎてしまうこと・・・・悩ましいです。
犬とのセッションはウノが担当です。
はじめて顔合わせした時は、ウノにマウンティングをしつこくしてウノに叱られていた泰造ですが、前回のセッションですこしそれが緩いできました。
これはいけそうだなっておもった昨日、それは現実のものとなりました。
泰造がはじめてウノとワンプロ、チェイスをしたのです。
まだまだ完全ではありませんし、油断できないところもあるのですが、それは本当に感動的な瞬間でした。
ちゃんと犬として犬と向き合うという当たり前のこと・・・・でもそのためには相手のことを認め、相手の出しているボディランゲージを読み取って返さなければいけない。
すこしづつウノから学んでいくのです。
今まで欲求を押さえ込まれたものが、今はその全ての扉が開かれたことで、欲求に応えなければいけないという仕事が増えてはいますが、それでこそこういった使役犬、大型犬と暮らす醍醐味です。それに応えることこそが私たちの仕事でもあるわけです。愛玩犬ではありませんからね。
まだまだ超えなくてはならないハードルはありますが、いつの日がこの子がディスク大会で活躍する姿を見てみたい・・・わたしはそう思っているのです。

4月29日昭和の日にディスクドッグ講習会を行います。※雨天中止です。また前日が雨でグランドコンディションが悪い場合も中止です。
ゴールデンウィークの中ですが、4月も5月も土日が全部空きがない状態なのでここしかありません。
そんなわけで参加数も少ないとは思いますがグループでのレッスンとなります。
午前10時30分アウラ集合
屋外レッスン場にてスローイングの基礎を行います。
また同時に犬の管理についてもレッスンを行います。
屋外でダウンステイまたはソフトクレートでの待機のレッスンです。
ドッグコントロールとして、クイックレトリーブ、クイックリリースのレッスンを行います。
昼食を済ませたのち、場所を移動してゲームの組み立てについてのレッスンを実践形式で行います。
参加数は少数です。
料金4,320円/1名1頭
メールにて、タイトル「ディスクドッグ講習会参加希望」でお申し込みください。

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