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今年も始まりました

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

アウラのスタンス、私のスタンスは今年も変わらずドッグファーストです。
そしてナチュラルでありたいと思っています。

犬のトレーニングも然り

私はいつもおもいます。
はたしてそのトレーニングは犬に必要なのだろうか?
そのコマンドは何のために使うのか?

アウラは犬のしつけ方教室です。アウラドッグトレーニングアカデミーという屋号を掲げています。
当然ですがしつけやトレーニングを行う教室です。
でも私はそれは犬との関わりの中でごく一部だと思っています。
それ以外にも犬との生活に大切なことはたくさんあります。
例えば食事、医療、日々の散歩や社会との関わり方、犬とのアクティビティ、旅行、家での暮らし方、睡眠などなど

もっと豊かな時間を

私がウノとトレーニングをする時間は平均的なドッグトレーナーや訓練士さんたちよりはるかに少ないでしょう。
それではもしかするとプロトレーナーとしては足りないのかもしれません。
でもそれで十分に日常を賄うことはできるし、いろいろなチャレンジにも応用できています。
競技でも常に上位に入れます。
しかしながら競技は私にとって、あるいは大半の飼い主さんと犬にとっては非日常、もしくは不必要な時間です。
そこに気持ちも時間も頭も費用も、もっと言えば人生と犬生をつぎ込むことに価値はどれほどあるのでしょうか?
もっと大切なものはたくさんあって、学ばなくてはならないことは多いように思います。

日常は競技ではないし世界大会はありません

年末年始、車で移動しました。
サービスエリアで休憩する時、ウノを安全で適切な場所に係留してトイレや買い物をします。
戻ってくるとウノをはたくさんの人が囲んでいます。
異口同音
「なんていいこなんでしょう」
「かしこいですねぇ」
「かわいいですねぇ」
そして触っていいですかと尋ねられます。
私はもちろんどうぞと応えます
老若男女、すべてのひとがウノを通して笑顔になります。ちいさな幸せが舞い降りてきます。
ウノもいつも嬉しそうに振る舞います。
これは訓練なのでしょうか?
これは競技会と関係するのでしょうか?
この時間に世界大会はあるのでしょうか?

今年の初めには手作り食セミナーを行いました。
相変わらずコロナ禍のためマンツーマンです。
もう20年以上も続けている食と犬と人の関わりについて1日お話しをして作り、犬たちは食べます。
食は文化でありコミュニケーションです。そしてなにより楽しい時間です。
それをドッグフードだけに任せて良いのでしょうか?
栄養やバランスだけを論じていればよいのでしょうか?
もっと大切なものを見失っていないでしょうか?
私のセミナーでは参加する人への問いかけから始まります。
「今朝は何を食べましたか?」
そこから頭も心もフル回転で揺り動かしていきます。
改訂に改訂を重ねたオリジナルの分厚い資料もありますがほとんど読みません。
書き留めることもありません。
それよりも感じ取ることのほうが大切です。
そして犬たちは最後に食事をします。
参加した人は笑顔で満たされます。
犬たちも満足そうです。
異口同音
「いつもと違う食べ方」
「美味しそうに味わっている」
「作りがいがある」
これは訓練なのでしょうか?
これは競技会と関係するのでしょうか?
この時間に世界大会はあるのでしょうか?

先日のレッスンではお休み中に犬が下痢になって・・・・という質問を受けました。
医療に頼るべきことではなく私は応えます。
あるいは今年はじめのパピーパーティーでは犬種の特性と怪我についてのお話しをしました。
知っておくことで防げることはたくさんあります。
また必要以上に薬剤に頼らずに健康を維持することもできます。
獣医さんではあまりみられない生活のスクリーニングをすることがよくあります。
散歩、運動、睡眠、排泄、食事といった代謝サイクルの中でストレスがないか探します。
そしてその大きさや経過時間などと実際の状態を照らし合わします。
アドバイスはそこから始まります。
しばらくすると犬たちは健康を取り戻します。
飼い主さんは異口同音
「薬はいらなかった」
「犬のことをもっと深く知ることができた」
「気持ちが楽になった」
これは訓練なのでしょうか?
これは競技会と関係するのでしょうか?
この時間に世界大会はあるのでしょうか?

散歩をしていると色々な人とお話しをします。
それは生徒さんではなく普通の犬友達です。
大抵の人は私のことを知っているので正体はバレてはいますが、普通の飼い主の一人として会話します。
そんな時、ウノは犬たちの人気者です。
犬が苦手な子もウノだと大丈夫なことが多いです。
飼い主さんは異口同音
「ウノくんと触れ合ったことで他の犬ともすこし触れ合えるようになった」
「この子のことを勘違いしていた」
「ストレスが減った」
これは訓練なのでしょうか?
これは競技会と関係するのでしょうか?
この時間に世界大会はあるのでしょうか?

大切なことは日々にある

ジャーナリズムという言葉があります。
ジャーナリズム(Journalism)とは日々発生する世の中の出来事や時事的な問題を報道、解説、論評することでマスコミとは一線を引くところです。
ジャーナリズムが政府やその他の勢力から独立して自由な立場から活動を行うための必要条件には中立性が求められてきました。
一方的に論じれば当然その一方から反発を受けます。それが大きな問題となることもあります。
結果として自由に発言することができなくなる・・・・現在の戦火のロシアとウクライナ、あるいは中国や香港のような環境下では中立的なジャーナリズムは厳しいと言えます。
中立性が維持できないとどんどん掘り下げて発言するために専門性が大きくなります。
専門性が大きくなると専門家との確執が深まり問題を深刻化します。
犬のことも然りです。
トレーニングや訓練の結果や方法に優位性を求めると戦火のロシアとウクライナのようになっていきます。
その結果は決まって弱者につけがまわってきます。
この場合は子供や女性や高齢者ではなく、物言わぬ犬たちです。

犬のジャーナリストでありたい

わたしは犬との日々の生活においていろんなことをお話ししお伝えしますが、それらは答えではありません。
可能な限りヒントでありティップスで終えたいと思っています。
技法よりも助言や示唆になる情報や表現をインスタやブログ、webにアップしています。

資本主義に勝ち負けや順位はつきものです。それがあることによって富は増えるのでしょう。
しかし負けた場合はその逆の結果が待っています。
そして貧困、飢餓、犯罪、略奪、戦争へと繋がっていきます。
犬との日々の生活に勝ち負けや順位は不要です。
もっとnaturalに考え、感じながら学べばよいと思うのです。
ナチュラル=中立です。
今年もナチュラルにドッグファストでまいります。

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