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諸行無常

今日もいいお天気ですね。
春は短く、暑い夏がまもなくですね。
備えて参りましょう。
今日もウーサラ生活が続いています。
朝から螺旋階段を行ったり来たりしながら元気に遊んでいます。
でもこの子達の目的は私と遊ぶ事!
ブログ書いたら遊びますからね〜

さて、ウノの事を少し
1歳10ヵ月、体重が20.5キロの未去勢の男の子、ボーダーコリー
精悍さはなく、ぼんやりとした姿はどう見ても癒し系
事実、穏やかで優しいウノは人や犬、社会に隙間を作っていく。
ピリピリした空気がいつの間にか緩んでいきます。
一方では強いウノもいます。
強いといっても攻撃的と言う事ではありません。
むしろ攻撃的な行動はありません。
相手の攻撃的な行動や感情をコントロールできる強さがあるのです。
コントロールの仕方は様々です。
力や感情を距離を取りながらかわしつつ弱めていくこともあれば、一瞬にして抑えていく場合もあります。
時にはフォースのように、一見すると何もしていないようで相手をコントロールしていく事もあります。
それはボディランゲージによるものなのですが、こうした手段をウノは若いうちから何度も何度も繰り返し行ってきました。
それらは、ソーシャルスキルと言うキャンバスの一部となって今の様々な行動を支えています。
だからこそあらゆる事に最も簡単にチャレンジして結果を共にする事ができます。
攻撃的な相手に対してコントロールする術、つまり手段はたくさん有れば理想的ですが、そういう犬は少なくて貴重な存在だと感じます。
また、何もしない事、距離を置く事は一時的に攻撃をコントロールできるのですが、それだけだと上手くはいきません。
何故なら相手は常に流動的だからです。
一瞬にして抑えていく事も同様です。ウノも成長していますが相手だって成長しています。
そしてそれを取り巻く社会も流動的だからそのバランス感覚は微妙であり不確実性を持っています。
こうして私が語っている間にもそれは移ろうのです。
そこに一喜一憂したり、答えを求めようとすれば失敗を生じる。
「諸行無常」
と言う仏教の言葉があります。
その言葉は非科学的なと思われるかもしれませんが、私達の体を作っている細胞の一つ一つにしてもいつも流動的でありながら一定のバランスをとって存在しているのです。
筋肉のタンパク質も皮膚の角質も血液も全てはいつも生まれ変わっているのです。
昨日のウノとサラの関わりも今日は新しくなっている。
私は
そういう姿を目の当たりにした時、とても深い感動を感じます。
その感動がエネルギーに変わり、私の体を動かしています。
今、この時代
想像力が必要と何度も唱えていますが、想像する為には何よりも感動というエネルギーが必要です。
感動は悩みさえも消してくれます。
不安という攻撃を全て消し去る事はどんな手段を持ってしても不可能です。
ウノだって、何度も何度も繰り返し対峙しながら、いろんな手段を使いながらコントロールしながら共存ししています。
敵対するのではなく共存できる関係が求められているのです。
さあ今日も楽しく参ります!
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