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接続いろいろ

最近、マックのネット接続が極めて調子が悪くて困っています。
Wi-Fiそのものは繋がっているのですが、こうして記事をかいている間にも接続が切れていることがよくあります。
この状態はとてもストレスが大きくて、何もやる気が起きなくて困ります。
とにかくできることは一通りやってはいるのですがなにしろ素人の私ができることは限られているので、ここは専門家にお願いすべきだと思い始めました。

接続はネットだけではない

接続というと、アウラのレッスンメソッドの要のひとつですね。
命令による接続ではなくパスワード作りが接続の第一なのですが、うまくいかないと、ついつい犬の名前を連呼したり、コマンドを連呼してしまいます。
たとえば
「タロ、おいで」「タロ、タロ、おいで、おいで」「タロ、お座り」「タロ、お座りお座り」「タロ、お座りお座りお座りは」「タロ、おいで、おいで、おいで、おすわり、おすわりは?」
しぶしぶ、とぼとぼとにおいをかぎながらやってくるタロ、そしてスローモーションのようにだらりと座るタロ・・・
こんな感じです。
この文章では、飼い主さんはタロに「タロ」という名前を7回使いました。「おいで」というコマンドを6回、「おすわり」というコマンドを8回使いました。
そして数メートルの呼び戻しとたった座るというだけの行為を完結するのに10分近くかかりました。
これを呼び戻しとするならば、これをおすわりとするならば、その時のタロの感情はどんな気持ちだったのでしょうか?
飼い主さんとしてはなんとしても呼び戻したいし、座らせたいと思っているので必死なのはわかりますが、残念ながらこれはもっとも好ましくない手段と結果と言えるでしょう。
なぜなら、飼い主さんは呼び戻すためには毎回、10分かけて、そして6回もコマンドをださなければならないわけで、タロもそれを学習したことになるのです。
ですから名前を1回コマンドを1回で即座に呼び戻せるようには絶対にならないわけです。

自分への吸着力

こういう話を書くと、できない人は必ずと言っていいほどこう言います。
いやいや、いつもはもっとすぐに来るんです、、、、家の中だと言わなくても座るし、、、、

あはは、そりゃぁそうでしょう。だってほかに何にも刺激がないのですから、選ぶべきものがあなたしかないのですからね〜
でもリビングから一歩外に出たらどうでしょうか?
あなた以外の魅力的なもので世の中は溢れているのです。
たとえば、そこに生えている雑草はあなた以上の魅力をもっているのかもしれない、、、
遠くにいる犬はあなた以上に目があっているかもしれない、いやあなたは犬と目を合わせることすらできていないかもしれませんね。
リビングには雑草は生えていないし、知らない犬は入ってこないのです、だからリビングではできて当たり前なのです。
もしそれすらできていないとすれば、それは心理カウンセリングが必要かもしれません。

名前を呼んだ時に犬がどんな表情になっているのか?
コマンドを出した時にすぐに反応しているのか?理解しているのか?
そんなことも大切ではありますが、それはもっと後のことです。

一番目にあなたがすべきこと
それは

あなたがあなたの犬以上に犬のすることを喜ぶこと

あなたがあなたの犬のしたことに感動しているということを伝えること

あなたはあなたの犬がそれを受け止めていることを確認すること

たったこれだけです。
ここにはコマンドは出てきません。いや名前すら必要はないでしょう。
よく、褒めて育てるという言葉を耳にします。
大半は、タロ、お座りと言いながらトリートをあからさまに見えるように指でつまんで犬の鼻先に持っていき強引に座らせます。そしてできたら「おりこうさん」「よしよし」などとほめます。
もしこれをほめて育てるというのであれば、私のほめるという認識は間違っているかもしれません。

私は自分が褒められると、すごく嬉しいだけでなく、気持ちが豊かになったり、幸せな気持ちになります。
そして何かをやりたいというエネルギーが満ちてきます。
そこにはほめてくれた相手が必ずいます。
私は犬と向き合う時にそんな存在になれるようにといつも思っています。
そうすると犬たちはこちらが何かを言わなくても、もうすでにやろうとしています・・・・つまり接続がされた状態でいるのです。

相変わらず私のマックは私に対するモチベーションが低いようですぐに接続が解除されてしまいます。
どうやらマックはほめてもその意味がよくわからないようです。

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