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刺激の中でオビディエンス

曇り空スタートですね。
ちょっと寒さがもどったかな?
さて、昨日はレッスンキャンセルが出たため夕方からUNOと公園に出かけました。
ここはルーデンスや散歩レッスンでもよくくるところです。
人も犬も多く、自転車も通るし、近くには駅もあり、様々な刺激があって社会化にはとても適した環境です。
ここで出会う犬たちの多くは社交的なのもこうした環境があるからなのだと改めて感じます。
もちろんそんな環境があっても外に犬を出さなければ社交性は身につきませんが・・・
さて、今日のUNOの目的はそんな社会化が目的ではありません。
UNOは十二分に社会化はできています。どんな犬ともうまくやる術を完全ではないが身につけました。
吠える犬には吠えなくていいと伝えるし、怖がる子には怖がらなくてもいいと伝え、攻撃的な犬にはそれを正します。
遊びたい犬とはよく遊ぶし、興奮しすぎる子にはちょっと落ち着かないと遊べないよと伝えます。
しかしながら、今私たちがやろうとしているオビディエンス競技ではそれを必要としません。
むしろそれを無視しなくてはなりません。
訓練所や訓練犬は社会化期からこうした刺激を削除します。
つまり他の犬や人とは触れあわせないわけです。ですから犬と遊ぶ楽しさや人に愛される喜びを知りません。知らないから飼い主さんや訓練士に集中できるわけです。
そしてもしそれを外したらこっぴどく叱られチョークを引かれます。
結果として犬はその人に対して服従するしかありませんから、命令をよく聞く犬になります。当然ながら競技会でも他の犬や人に興味を示さず結果にコミットしてくれます。
ところがUNOの場合はその真逆・・・つまり犬と遊ぶ楽しさ、人に愛される喜びから始まっています。もちろん私との関わりも大切な要素ではありますが、あえて他の犬や人を無視することは必要なかったわけです。
しかしながら訓練競技会に参加するとなればその土俵やカタチに乗せなくてはなりません。
で、カタチには概ね入れることができてきました。レッスン場や誰もいない河川敷ならばかなりよい結果も得られるかもしれません。
でも人や犬がいる場所ではどうか・・・今の状態ではおそらく半分も集中できません。
そんなことでこれから先はカタチよりもそんな刺激のあるところでも集中を欠かさない精神的なつながり(訓練士の服従とは違います)と物理的な義務感(人間の義務感とは違います)を養うことが必要なわけです。
で、公園で練習です。
子供達がボール遊びしたり走り回り、犬が近くを通る中で私に集中してヒールウォークをしたり待ったりと基礎的な要素をクリアしていきます。
稽古にならない練習としてはまずまずよくできたかな?
いつもの6割というところでしょうか。
訓練所、訓練士の犬ならなんてことないことも私とUNOにとっては高いハードルですが一緒に飛び越えていこうと思います。
たぶんこの姿を見る人は、「あぁ、訓練したているんだな・・・ちょっと近づきがたいなぁ・・・・犬嫌いなのかなぁ・・・・人嫌いなのかなぁ・・・・」と感じることでしょう。
実は私、そう思われるのが一番嫌だったりします・・・・訓練競技会の雰囲気が世界一嫌いな私です・・・あはは
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