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ボーダーコリーと英国ゴールデンと

お泊まり事情

今日からボーダーコリーの雪くんと英国ゴールデンのルークがお泊まりです。

ボーダーコリーの雪くんはウノとお父さんが一緒で、見た目はそっくりです。でも性格はまるっきり違っていて、なんというかかわいいやつです。なにしろ弱っちいのですが、時折エロエロしたり興奮が過ぎてしまい、よけいなところにエネルギーが漏れ出すのでウノに叱られます。それで怖くなって凹むのですが、だったらやめとけばと思うのですが空気が読めません。そこがなんともかわいいというか、憎めないわけです。

それに対して英国ゴールデンのルークは思春期の真っ只中です。それこそ空気が読めないところもありますが、子犬時代をウノと過ごすことが多く、レッスン場での生活にもすっかり慣れています。もはや第二の我が家状態です。最近は体も大きくなってきて行動もすこしオスらしさがでてきました。オス3頭未去勢での生活・・・・どうなりますか楽しみです。

犬と車

犬を車に乗せる時

よく降りましたねぇ
今朝はすがすがしい秋晴れ、気持ちいいですねぇ
こんな日はちょっとお出かけしたいところです。
そんな時、車でお出かけというパターンは結構あるのでは?

ボーダーコリーは犬界で一番賢いと言われます。
そう言う認識がいつ頃からどのように人々に認知されてきたのかよくわからないのですが、時々、犬連れている方たちに「ボーダーコリーは、、、」と問われます。
ではボーダーコリーがいったいどれだけ賢いのでしょうか?
何をもって賢いと言うのでしょうか?
多分、大半はご存知なく漠然とそう思い込んでいるだけでは?
例えば知能指数という賢さの数値化があります。


ブリティッシュ・コロンビア大学のStanley Coren教授によると、ボーダー・コリーは全犬種においてもっとも知能が高いという結果が出ています。
しかしながらそのIQは、、、?

一般的に犬は2~3歳児ぐらいの知能を持っているとのことです。
165個の人間の言葉を理解でき、4~5の数字まで数えられるとされています。
ではボーダーコリーやプードルなどの賢いと言われる犬種は?
165個の言葉の理解が250個の言葉を理解できるくらいの違いです。
ではみなさんの犬にどれくらいの言葉を教えていますか?
おすわり、伏せ、待て、おいで、お手、おかわり、ママ、パパ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、散歩、ごはん、、、おそらく大半の人は犬に10個以内か少し多いくらいしか教えていないと思います。
ならばボーダーコリーでなくてもどんな犬でも余裕でできますね。
やはり賢いならば使ってこそその意味があるという事です。
例えるならばパソコンの最上位機種を購入して、それで何をするか?です。
しかしながら私は犬の賢さはそこにあらずと思っています。
事実、Stanley教授の研究でも犬の知能は適応知能・本能的知能・従順知能の3つに分けられるとしており、決して人間のテストのような点数化ではありません。
うーたんにしても覚えている言葉の数で賢いと思った事はないし、それよりは、さまざまな状況に応じて行動する適応力や、犬同士で暮らす事やコミュニケーション能力の高さ、あるいは私に対する愛情表現の高さなどにおいて賢さを感じます。
もちろん「新しいコマンドを何回繰り返すと理解するか」「1回目のコマンドで従うか」といった評価基準を持って学習、トレーニングはするし、それが必要という事は人も犬も同じです。
だから私は競技会にも出ます。
結果としてグランドトレーニングチャンピオンだったり訓練試験の合格だったりしますが、それは私にとってもうーたんにとってもほとんど何の価値もありません。
私とうーたんと取り巻く社会との関係においてそれは紙切れやリボンでしかないし持ち歩くものでもありません。
関係を示すのはそこではない、、、この事を私はレッスンでお伝えしております。
秋の過ごしやすい時間、犬の賢さを感じませんか?

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