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幸せを共有する

今日は朝から気温がぐんと上がっていますね。
昨日の寒さから一転して春の陽気とか。
いやはや目まぐるしすぎてついていけませんね。
でも、もう春はすぐそばまで来ているのですよね。
つい気がつかないでいるそんな季節感を大切にしたいですね。
気づかないといえば、私のレッスンは気づきのレッスンと自分で思っています。
そして表現のレッスンでもあります。
自分の思っていることを犬に知ってほしい・・・・
でも犬に日本語も英語も通用しません。文法はわかりません。
黙っていたってテレパシーがあるわけではないので理解できません。
犬の心がわかるという人も世の中にはいるようですが・・・・だったらノーコマンドノーリードで街をあるいてほしいし、競技会に出てみてほしい。きっとできるはず。
いやいや、やはり伝える努力をしなくてはいけません。
ではどう伝えるか・・・・そこが表現なのですね。
ある人は叩くかもしれませんし、リードを引き上げるかもしれません。ノーと唸り声を上げるかもしれません。痛みが負荷されるカラーやネグレストのように社会から疎外させたり無視をするということもあるでしょう。
それもまたひとつの表現であり自分の思っていることを伝える手段です。ですので特別否定するつもりはありません。
ただ、伝える気持ちの入り口が私とは違います。
これらの気持ちというのは「マイナスの思っていること」ですね。
やってほしくないこと、やると嫌だということ、いけないこと・・・・嫌悪感をかんじますから嫌悪感が伝わるように嫌悪的な刺激を与えて伝えるのです。
まぁ、それ自体は理にかなっているのでタイミングと強ささえ間違えなければうまく伝わるでしょう。
私の場合は「プラスの思っていること」を伝えます。
やってほしいこと、やると嬉しいこと、良いこと・・・・幸せ感をかんじますから幸せ感が伝わるように幸福的な刺激を与えて伝えるのです。
同様にタイミングと強ささえ間違えなければうまく伝わります。
ところがどういうわけか日本人はこの幸福感を伝えることが苦手?
うちの生徒さんたちはとても上手ですが、はじめのころはやっぱりあまりうまくはありませんでした。
どうすれば犬に自分が幸せだということ、嬉しいということをわかってくれるか・・・
アウラのレッスンのど真ん中のひとつがそれなのです。
クリッカー使えば子供でも犬に行動を強化できますが、それは単純に行動を強化するだけであり感情を伝えることとは異なります。
あえてこんなめんどくさいことを教えていますが、それができるようになってくると、なんとなんとみなさんの表情がぐんと明るくなり、なんとも幸せな気持ちがこちらまで伝わってくるのです。
訓練、しつけ、トリック・・・・それだけだったら強制訓練でもクリッカーでもなんでもいいと思いますが、ハッピーになるのだったらちょっと足りないかもね。
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