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犬とは

なんだか暑くなってきましたねぇ
長梅雨じめじめかとおもったらこの暑さ・・・ほんとこたえますね。
体調不良の生徒さんも多いようです。ご自愛くださいね。

さて、昨日も怒涛のレッスンでウノくんは忙しい一日でした。
レッスンのデモを繰り返しますが、グループレッスンではミニアジリティを行いました。
アウラの捉えるアジリティは競うよりも精神的なものや身体的なものを整えるためのツール。そして人と犬が一体感や達成感を共有するための時間です。
したがってスピードは重要視しません。つまり競技性は二の次です。
アジリティの競技はすばらしいと思いますが、現場の犬の多くは気が狂ったように興奮し、ハンドラーの制止がきかなくスタートさえもタイミングがとれないといったことが見られます。ディスクドッグでもそれは同様です。これでは本末転倒、たんにストレスを高めているだけです。
走ったり登ったりくぐったり、追ったり捕まえたりするのは犬の本能であり、生得的欲求ですから興奮するのは当たり前です。好きなのは当たり前です。
そうした本能的な部分を引き出すことはとても素晴らしいことです。しかしそれだけでは学びません。
やはり落ち着いてこうどうする心や身体を正しく使う能力あってこそです。
手前味噌ですが、ウノはディスクでもアジリティでも極端な興奮はしません。だからといってスピードが極端に遅いわけではありません。
ショータイプのボーダーコリーですからワーキングに比べれば遅いですが、確実で正確な行動で1歳ながらすでにいくつかのタイトルを得ています。
上をみればキリがありませんが、前述のとおり、精神的なものや身体的なものを整えるていますし、私とウノの一体感や達成感はとても高いものです。
人と競い出すと犬のパフォーマンスを求め始めます。自分のパフォーマンスとは無関係にパフォーマンスの高い犬を買い求める。
それはその人の価値観ですから周りがとやかくいうことはありません。
ただしいつも感じて欲しいのです。
犬は幸せだろうか?自分の自己満足の道具になりさがっていないだろうか?
車やその他の道具はお金さえ出せば自分の技術が未熟であってもハイパフォーマンスのものが買えます。様々な付加価値機能があっても使いこなせなかったり使うチャンスがなければ、ただのカタログ的価値でしかありません。
ではなぜそれを買うのか・・・自己満足です。
私もそうしたところはあります。でも犬だけは違う。
私は犬を自己満足のために扱わない。
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