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犬種

気温が一気に低くなりましたね。
エアコンなしで過ごせそうです。

このところラブラドールやゴールデンのレッスンが増えています。
20年前は人気犬種のベスト5に入るほどのレトリバーでしたが、今では10位にも満たないほど減りました。
JKCの犬種別登録数の1999年(1月~12月)の1位はダックスフンドで76,711頭、ゴールデンが29,079で2位、ラブが27,343で4位です。
それに対して昨年、2018年(1月~12月)の1位はプードル(トイ73,046・ミニチュア154・ミディアム186・スタンダード829)で、チワワ、ダックスと続きます。
ゴールデンは13位で4,420頭、ラブは15位で4,146頭と1/7になっています。
そりゃあレッスンに来るラブやゴールデンが少なくなるのも当然です。
街を歩いていても、見かけるラブやゴールデンはほとんどが老犬です。
アウラには15歳でフリスタ・ダンスを踊っていたゴールデンのマロンがいます。
私のラブラドールのアールは15歳半で無くなりましたが、大型犬としては結構長生きしてくれる子も多いです。
一方で、人気犬種というのは需要に対する乱繁殖もあり、遺伝疾患に苦しむ子も多くありました。
今はトイプードルやチワワ、それにデザイン犬という見た目だけを重視して無理やり組み合わされた雑種は遺伝疾患や気質の問題が多く見られます。
そんな中でシリアスにブリーディングしてきたブリーダーさんの犬は洗練されており見た目にも気質的にも惚れ惚れする子もいます。
数が減るということはブリーダーが減るということです。
なんでもあり、なんでも揃えているような繁殖屋は人気犬種の繁殖に移行していくのでいつまでたっても疾患は減りませんが、人気がなくても今でもシリアスにブリーディングしている方もいらっしゃいます。
そうした点では、むしろ今のラブラドールやゴールデンは良い血統の子が多いかもしれません。
まだまだ日本では子供がせがんで買ったり、その犬種がなぜその犬種であるのかすら知らずに買う人がいます。要は見た目だけ・・・そして誰でもお金を出せば買えてしまう社会がはびこっています。それゆえに日本では法律上でも犬はモノです。犬用のクレートが破損した場合と、その中の犬が亡くなった場合の保証が一緒ということです。
おっと話が逸れちゃいましたが、ゴールデンやラブのパピーがレッスン場で思う存分に走り、学びしている姿は、なんとも幸せな気持ちになります。
ちなみにUNOの犬種ボーダーコリーは
1999年24位 2,162
2018年21位 2,657
と、ここ10年での推移はほぼ横ばいです。
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