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犬は天才

犬の家族としての暮らし方

曇り空スタートですね、雨の地域もありそうですし、肌寒いですので暖かくして出かけましょう。
今日は選挙のため、朝はおやすみをいただいております。
私たちの声を届けてくれる?大切な一票です。小さな小さな一票ですが有権者としての責任をはたしてまいります。
さて、雪とエルは帰宅しました。11月は今のところお泊まり予約はありませんのでご希望の方は今のうちにお申し込みください。
といいつつルーデンスが入るかもしれませんので日程の調整が必要になるかもしれません。
で、雪とエルの話に戻します。
雪はうーたんが大好きです。ところが何度か叱られているのでどうすればいいかわかりません。もっとも叱られる原因は雪のエロ行為やルール違反にあるのですが、そのことに気がつかないでテンション上がって叱られているパターンが大半です。
1週間で雪がうーたんに叱られた回数はなんと0回です。それどころかうーたんに甘えて過ごすまでになっていました。
そのためうーたんも雪を守る行為が何度となく見られたのがちょっとびっくりな進展でした・・・そのことに雪が気がついているかは別ですが・・・・笑
犬というのは上下関係や序列で動かないというのが先進国の定説です。一方で日本では未だに40年以上前の序列に関する方策が大手を振っています。
この雪とうーたんの関わりを見て、序列とみることはとても簡単なことです。
事実力関係ではうーたんのほうが大きいですし、経験値も年齢も上です。
しかしながら彼らは順位ではなく家族単位で動いているのです。それを一つ屋根の下で暮らすことで学びます。
これはいわゆる一時預かりでは成立せず、24時間という単位の中で人間や社会活動を含めた関わりによって生まれます。
私のやっているお泊まりは生徒さんの犬だけですし、基本は一頭だけです。そのかわり私やうーたんとの関わりはとても密になりますし、たくさんの生徒さんの犬たちとのふれあい・・・・この場合はレッスンのセッションですが・・・あるいは外での社会活動を共有するものです。とくにトレーニングをするための預託訓練ではありません。
ところが、犬たちは自然に学んでいきます。それは私が犬と暮らす上で必要と思われること、必要でないことを伝えるからです。そうでなければ私は犬と暮らしたくありませんからね。
結局は問題点は改善されていくし、できなかったことはできるようになっていく。
たとえば雪はうーたんとの関わりもそうですが、ディスクは確実にキャッチできるようになりましたし、レトリーブもできるようになりました。泊まるまではまったくできませんでしたから大進歩です。これならディスク大会に出れる範囲です。
もちろん人間ができるかどうかは別なので生徒さんが学ぶ部分は必要ではありますが。
そしてなんといってもこうしてできることが増えれば社会活動はよりひろがり楽しくなっていきます。
命令ではなく自発性、そしてみずからやりたいと思う内発的な行動こそが私の犬との暮らしに臨むすべてなのです。
犬は天才なのです。

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