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高校野球にみる犬のトレーニング

今日はお休みをいただいて家でのんびりしております。
で高校野球みながらウノとひっぱりっこして、コーヒー飲んで・・・たんなるおっさんの休日ですね。
で、毎年高校野球をみていて違和感を感じるのが髪型です。
たぶん10年くらい前まではみんな丸坊主だったように思いますが、このところは長髪こそいませんが丸刈りが少なくなったように思います。
私はそれが普通だと思うのですが、なぜか高校球児は丸刈り・・・・

「昔から高校野球のファンが多いのは、丸刈りの選手がひたむきにボールを追う姿に感動する面があったからでは」とある監督は言います。
「清潔。たとえ、県内最後の丸刈りのチームになっても貫きたい」と強調する監督もいるようです。  
丸刈りを選ぶチームの中にも理由はさまざまで
「保護者の経済的負担を少しでも軽くするため丸刈りにしている」というところも・・・。
まぁわからないでもないが、それらは全て大人側の価値観でしかないところが寂しいではないか?

なぜ高校野球部のほとんどはいまだに坊主頭なのか。慶應義塾高校野球部の森林貴彦監督は「高校野球は誰のものかといえば、選手のものだ。一人ひとりが毎日、『今日も野球がやりたいな』という気持ちで練習に来てくれるためにはどうすればいいか。頭髪についても『右へならえ』で済ませてしまってはいけない」という——

まったくその通りだと思う私です。
これは犬のトレーニングにも通じるところです。
アウラのトレーニングはドッグファーストであることは言うまでもありません。
「ドッグファースト」という言葉をいろいろな団体が真似して使っているところからしてもその方向は間違っていないと思っています。

しかしながら実際「ドッグファースト」のレッスンになっているのかは別です。
しかも同調圧力のように「ドッグファースト」とつぶやくのもどうかと思います。
それだと高校野球と言えば坊主頭だと言っているようなものです。

また、犬のトレーニングを主従関係で従属することの象徴と捉えられる部分もありながらも「信頼関係」という言葉でそこを濁しているのもどうだろうかと思います。一方で「ドッグファースト」や「ほめてしつける」と言葉が絡んでいる。

そうなると、ドッグファーストってなんなのか?
ほめるってなんなのか?
よくわからなくなってきます。
で、犬が言うことを聞くようになれば、それを良い犬とし、関係ができたと思ってしまう・・・・
結局は信頼関係は主従関係でしか作れないように思ってしまい、そこにまつわる言葉や手段や価値観が一方通行に犬に向けられている現実・・・
そろそろ日本も変わらないと40年どころか永遠に動物愛護後進国になりはしないだろうか?

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