訓練試験や競技にパピヨンやトイプードルが出る
アウラには様々な犬種が様々な目的を持ってレッスンに来ています。
ボーダーコリーは当然ですがとても多いし、問題を抱えて来る場合が3割くらいで、パピーから始める方が3割くらい、あとはオビディエンスやディスク、ドッグダンスなどの特化した目的でくる場合です。
ではトイプードルやパピヨンなどの小型犬は?
実はアウラに来る小型犬たちもボーダーコリーと同じ目的を持ってレッスンにきています。
つまりトイプードルもパピヨンもボーダーコリーと一緒って事です。
これが何を示すのか?
パピヨンもトイプードルも可能性は無限にある
一般的には愛玩動物の部類で飼われている傾向にあるトイプードルですが、じつはトイプードルやパピヨンはとても優秀なバディドッグになるのです。
ある意味ではボーダーコリーを凌駕します。
もちろん身体的な差はありますからボーダーコリーと同じ高さのハードルは飛べませんしボーダーコリーと同じ速度では走れません。
しかしながら、その小さな体からは信じられないほどのエナジーと繊細で愛情に満ちた表現はボーダーコリーにはない魅力です。
トレーニングにおいてあの魅力を引き出すことが出来ると生活は一転します。
アウラにはバギーに載せてやってくる犬は皆無、洋服着ている犬は見た事ありませんが、雨の中でもボーダーコリーに混じって楽しそうに走っているトイプードルはたくさんいます。
大勢の人や犬のいる中で集中をして何かを成し遂げていく姿には人と犬の一体感を感じます。
信頼関係と言いますが
陳腐な言葉ですが「信頼関係」が必要とよく言われます。
確かに信頼できる関係は大切ですし魅力的です。
にもかかわらずやっている事が一方的な強制ではどうなのでしょうか?
信頼を力で得る?
信頼をリード裁きで得る?
信頼を餌で得る?
私には何か違和感を感じて仕方ありません。
もちろん個人的な主観が先立つ事ですから何も否定はしませんが、もっと良い方法や価値観があっても良いのでは?
信頼を得るには時間がかかります
当たり前の事ですが、相手から信頼してもらうには時間も労力も何もかもが最高に必要だと思います。
それを簡単に考えたり簡単に得ようとなるとどうしても本質からずれてしまいます。
私のレッスンに近道はなくて、人間が努力している姿がよく見られます。
それは言葉にならないし、きれいな表現で動画にする事はできないし、したくありません。
それくらいに美しいのです。
訓練試験
来月はJKCの秋季訓練競技大会があります。
そこにアウラから参加するのはボーダーコリーだけでなく、パピヨンやシェルティだったりします。
そしてその子達は競技だけでなく、散歩を楽しんだり仲間たちと遊んだり、フリスビーや旅行行ったりと色々な事をやっています。トレーニングはそうした時にとても役立つものであるべきで、決して競技のためにトレーニングを必要とはしません。
ではなぜ、訓練試験や競技に出るのか?
アウラでは競技も散歩も川遊びも同じ位置にあるのです。
そして普段から楽しんでいるトレーニングの成果や客観的な評価を時々得る事で次に向かうきっかけや気づきにつながっていくのです。
それこそが本質的な信頼関係なのではと思うのです。
そんな私とウノも秋季訓練競技大会で競技ではなく久しぶりに試験を受けます。
それがすごく楽しみです。
10月はJKC本部の第二回のドッグダンス競技会もありそれにも出ます。そしてディスク大会もあります。
二刀流ならぬ三刀流のウノです!
ようやく涼しくなってきた今日この頃、トレーニングをするにも最高のシーズンです。