1. HOME
  2. ブログ
  3. ワクチネーション

ワクチネーション

どんよりして湿気を帯びた朝ですね。
午後から川の様子を見に行くのですが果たしてどうでしょう?
水量が少なければ明日の川遊びレッスンは開催できるのですが、、、
さでワクチンについて昨晩メールの返信をしたのですが、内容として共有できる事がありますので
記載しておきます。
ぜひ参考にしてご自身の犬を怖い病気と儲け主義や古い考えの獣医さんから守ってください。
まず、母親由来の移行抗体( MDA)は 8 〜 12 週齢までに能動免疫が可能(混合ワクチンの効力を発揮できる)となるレベルに減弱します。
個体差はありますが60日齢を過ぎてから抗体価検査をしても移行抗体価は20倍程度しかないと考えられます。
むしろワクチンを接種するタイミングが遅くなってしまい、移行抗体も能動的なワクチンによる抗体もないイミュニティギャップ(免疫の隙間)が長くなってしまいます。
抗体価検査もようやく日本でも簡易キットを扱う獣医さんが増えてきましたが、簡易キットはあくまでも簡易ですので成犬になってから活用とお考えください。
ラボに出すのと簡易では検査結果に隔たりがあります。
従いまして、子犬で検査する場合は簡易とラボの両方に出して、その差異を知っておくことが大切です。
そうなると、ラボの場合検査から結果が出るまでに1週間ほどかかります。この間は完全なるイミュニティギャップになります。
検査結果からワクチン接種となればさらにそこから10日以上のイミュニティギャップが生まれます。そうこうしているうちに3ヶ月齢近くになるでしょう。
せっかくの3ヶ月齢までの社会化期をイミュニティギャップの危険な中で過ごす事になります。

アウラではその子だけでなく全ての子犬が安全に楽しく社会化を促進できる為のヒントの場です。
色々なお考えがあって良いと思います。
1回目のワクチン接種がない場合は移行抗体価の検査結果を可能な限りパーティー直前のものをご提出くださいませ。
ワクチンと社会化について簡単にまとめたものがあります。ちょっと古くなっているのでそろそろ改正しないといけないのですが参考までに

ワクチンと社会化期

それから、海外でのワクチネーションの実態ですが、これも国や地域によってまちまちです。ブリーダーに至ってはさらにまちまちです。
私が知る限り(ネット情報ではなく)ですが。
ただ日本よりははるかに進んでいますね。というか法律と民力と文化において永遠に追いつけません。

という事です。まぁ、アウラに長くいらっしゃるとこんな話がいっぱいあるのですが、ネット情報では拾いにくいかもしれないですね。

ブログ村をワンクリックよろしくです。
にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村
イベントのお知らせです。
ちょっと先ですがディスク大会参加です。
いつも通り寒川での大会です。
9月7日土曜日PlyZ(プレイズ)さんのイベントですのでアウラ組で参加します。
まだ暑いと思いますので無理のないようにご参加ください。
また極度に暑い場合は参加を見合わすこともあります。
たくさんの参加をおまちしております。
アウラのインスタグラム

関連記事