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かんじんなことは 目に見えないんだよ

かんじんなことは
目に見えないんだよ
フランスの作家サン=テグジュペリの『星の王子さま』の一節にあることばです。ご存知の方も多いとは思いますが、今、一度この言葉の持つ意味を自分や社会に問いたい。

星の王子は「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」と教えられました。
目に映るものが必ずしも真実とは言えないこと、心の目で見ることが大切であることをこの小説は伝えています。

ヘレン・ケラーは「目に見えるものは移ろいやすいけれど、目に見えないものは永遠に変わりません」と私達にメッセージを残しました。

実際、科学的にも私達の目に見えるものは地球上に存在するものの10%にも満たないと言います。
例えば、空気、エネルギー、紫外線、温度、時間、幸せ、記憶、愛、神、それにオバケも?
つまりほとんどが見えないにもかかわらず、10%に生きている。
それだけに私達は見えないものに強く惹かれます。
時間は見えないから、若さを保つ事に魅力を感じます。信仰も見えないからこそつながっています。
記憶を留める為にたくさんの時間を使います。
今の感染の経過や経済の将来も同じです。

目に見えないものを目に見えるように努力する事は大事な事です。
しかしそれで満足できる事がないのも人間です。
故に経済は発達し物質的豊かさは再現なく続いているのです。

戦争を体験し、戦後を切り抜けた義父から私はたくさんの事を学びました。
もののない時代、食べるものも着るものも住う屋根もない。
人が人として存在する事すらできない、、、

私自身も何処かで物質的豊かさに溺れた生活をしています。
義父の学びは生きているのだろうか?
ヘレンや、サン=テグジュペリの言葉は私の心にあるのだろうか?

私は犬と過ごすことで何を示せるのか?
自身の心を訪ねて見よう。

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