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UNO初シャンプー

今日もいいお天気ですね。
駅前散歩、今日はすこしコースを変えてみました。
なれた道ばかりでなく、いろんなところにいく習慣もつけておくとよいのですが、ついついいつものコースになりがちです。
UNOのように同じコースばかりだとここで何してあそこでどうしてという一定のリズムができあがります。それはそれでいいこともありますが、それ以外のところに行った時にはそれらは全部できないわけで混乱することもあります。(そうでない場合もありますし、時間や環境、性格、散歩の内容によっても異なります)
先日のイベントでは広い公園をみんなで散歩しましたが、一頭であるくのと大勢とでもまた違います。それと昨夜はママさんに散歩をお願いしましたが、リードを持つ人によっても違ってきます。いろんな設定があるのだよっていうことを伝えておきたいと私は思っています。
そういうことから、生徒さんの誰かにUNOをお預かりしていただこうかと思っています。
もちろん希望していただければの話ですが・・・

さて、昨日はUNOくん初シャンプーでした。
そもそもが犬はシャンプーをするという習慣や概念がありませんから人間の勝手な解釈ですが、人と生活をする上ではもはや必須に近いとも感じます。
とはいえ本来の生態からすれば自分のにおいを消したくないでしょうし、シャンプーの異なるにおいは鼻につくでしょう。せいぜいが月に一度でよいのではと私は思っています。(あくまでも個人の考え方ですのでそれ以外の選択肢もあります)
で、シャンプーを私の場合はバスタブの中で行います。
いろんなパターンが考えられますが、まずぬるま湯(30度から37度くらい、季節や個体差により異なります)を足元がつかる程度ためておきます。
そこに犬を抱き上げていれます。その時、あばれることもありますのでトリートを小さくちぎりながら与えるか、アシストしてくれる人にフォローをしてもらいます。
押し込んだりむりやりいれず、あわてず淡々とやるのがコツです。
UNOもちょっとあばれましたが、トリートを与えるとすぐにそちらに集中して落ち着けました。
そこからすこしバスタブの中でトリーツをあげて歩かせたり、写真のようにペットボトルを凹まして船のようにした上にトリーツをのせてそれをおいかけて食べるゲームをしたりして気持ちを解きほぐします。

なれてきたらお湯を足していきます。
給湯の音が大きかったりお湯が飛び散ってそれにびっくりすることがあります。
もし音に慣れていない子ならあらかじめその音を聞かせておくとよいですね。
UNOの場合は音は平気なので蛇口から勢いよく給湯してみました。
すこしづつお湯が増えていきますが、その間も船遊びです。
そして犬のお腹がつかるくらいまできたら、お湯を背中や頭にかけてあげます。
顔はいやがる子がおおいので、もし初めてであればやめておくのが得策です。
耳も嫌がる子が多いですね。
体の半分近くまで(体が浮かない程度、浮くとこわがりますのではじめは少なめがいいです)きたらお湯をとめて、いよいよシャンプーです。
シャンプーは手にとってやればいいのですが、一人でやるときはハンドフルな状態になるでしょうから、直接犬の背中などに取り出します。
うちのシャンプーはちょっとづつでるようになっているので調整しやすいですが、どばっとでるものは気をつけてください。
すでに背中にはお湯がかかっていますから手でやさしくなでるようにシャンプーを体全体に広げていきます。
同時にお湯もかけていきます。
身体の半分はお湯の中なのでシャンプーでゴシゴシというふうにはいきませんが、ふつうにマッサージするようになじませていけば十分シャンプー剤はまわりこみます。
頭の部分なども同様にしてマッサージするように洗います。
このとき、はじめからシャンプー剤をたくさん出してしまうと、なかなか泡切れができなくて時間がかかりますので、おもっている半分くらいの感覚で使うと良いです。
(バスタブの中が泡だらけになるのではちょっと多いかな・・・ほんとにさらっとです)
洗い流しはバスタブのお湯で行いますが、泡だらけになっている場合はシャワーヘッドで洗い流すことになりますが、そうなるとたぶん一人ではむずかしくなるでしょう。
私の場合は一人でおこないますので、基本シャワーヘッドは使いません。
泡切れできたらバスタブから洗い場にだします。
犬はすぐにブルブルと水分を飛ばします。たぶん何度かやります。
それがすんだらタオルでふきます。
UNOは大判のバスタオルを2枚使いました。
まず1枚目で全体の水分をおおまかに拭き取ります。
1枚目のタオルがべちゃべちゃでなければそれを洗い場の床に敷きます。
で、その上で次のタオルで拭きます。これによって濡れた床でせっかく拭いた身体がまた濡れることはありません。
犬は身体をはやく乾燥させたがるのでタオルに身体をこすりつけることがあります。UNOもそうで、それを利用しながら細かなところまで拭いていきます。
とくに足の裏や耳まわりは水分が残ると菌が繁殖してにおいやよごれの原因になりますのでできるかぎり念入りにしたいところです。でももしもいやがるようなら、その部分はあとでリビングでゆっくりとでもかまいません。とにかく嫌にならないことが大事です。
で、十分に水切りできたら今度はドライヤーです。
ドライヤーを嫌がる子は多いです。
まず音がダメな子が多いですね。あの唸るような独特の音は動物的です。それにモーターの高周波の音は犬が反応しやすいのです。
ですからもしも音に敏感な子はシャンプーとは関係なく普段からすこしづつ慣らしておくと良いです。(その方法は長くなるので割愛)
UNOは音は問題ないのですが、強くダイレクトに風が身体にあたる経験がないので身体から1メートルくらいはなしたところから弱の冷風ではじめます。
するといやがりはしませんが、たぶん風にふくまれる匂いにすこし反応して、一生懸命ににおいをひろおうとしていました。
でも数十秒もすればなれてきて、体全体にあてていきます。
その時点では近くにドライヤーをもってきていますので乾燥もはやいです。
調子に乗って温風にしたら途端に嫌がってさけましたので、UNOの場合はやはり冷風です。
で、脇の下や耳、足の先などを中心に3分〜5分程度でドライヤーは終了です。
身体の芯まで乾かそうと思うと家庭用のドライヤーで弱の冷風だと30分以上かかりますが、もそんなのに子犬はつきあえません。
手でさわって水分を感じなければおっけーです。
これでUNOはリビングに解放されて船になっていたペットボトルをかじって遊びます。
その間にお風呂の掃除ですが、浮いた毛はつまりの原因になりますので、金魚の水槽を掃除するような細かな網で毛をすくってから流します。
子犬の毛はやわらかいのでバスタブの側面にもくっついてきますので、あまり神経質にならずお湯がぬけきるまで放置しておいてからとればおっけーです。
あとは洗剤で洗っておしまい。
ここまでの作業がおよそ30分です。
とにかく一人作業、時短で嫌にならないようにするのがはじめの一歩です。
うちは1頭ですからあっという間ですが、これが複数、あるいは10頭もいたら、それこそこの方法でさえ1日がかりでしょう。
もしも念入りにやりたいという方は自分でやらずプロにおまかせするほうがいいと私は思います。
他にもいろんな方法がありますでしょうからあくまでもヒントのひとつです。
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