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フリスビーもアジリティもダンスも全部一緒

正しく伝えてこそ

少し前のことになります。
日暮れどきにいつもの広場にでかけました。
先客がいてネットをはさんでアジリティの練習をされていました。
かなり本気モードで、道具もAフレーム以外はそこそこ揃えて練習しています。
犬はボーダーコリーが2頭。
よくトレーニングされていて優秀です。
しかしながらこの子たちなんども同じところでミスをします。
その度にハンドラーは
「あぁっ」
「違うっ!」
「ダメっ!」
とダメ出しをします。

アジリティですからミスは致命的なので気持ちはよくわかります。
でもはたして犬はそれがミスだとわかっているでしょうか?

うーたんも間違えるけどね

犬がミスだとおもうか
人がミスだと思うか
そこが問題だ

アウラ語録より

私も時々陥ってしまうこのトラップ!
いゃあ、やっている時は落ちていることにさえ気がつかない
やっている時はなかなか客観的にみれないものです。
この方もまさにどっぷりはまっている状態で失敗のリピートを続けています。

簡単なはなし、10回同じことをトライして、そのうち2回だけ人が思う通りにできたとすれば8回は失敗なわけです。
でも犬は流れ作業のように何度も繰り返し練習していますからその違いに気がついているか・・・・
何回めが成功で何回めが失敗だったとわかっているか・・・・
そうとう賢い犬であれば可能性はあるでしょうが、そうでなければ気がつかないでしょう。
うちのうーたんもそれほど賢くはないのでそのような流れ作業になると気がつきません。

犬は絵を描くように学ぶ

犬は一回づつ練習しているとか、何回練習したとかの概念はなく、全体で絵をえがくように行動したり学びます。
アジリティでもドッグダンスでもオビディエンス訓練でもそれは同じです。もっといえば散歩コースだって同じです。
彼らの中にはちゃんと映像ができているのです。
なのでこちらとしては1つづつ教えているつもりでもトータルの流れで覚えていて、その通りにやろうとします。
なので前述のような流れ作業を繰り返していると、例えば、

  • ハードルを落とす
  • ハードルを飛ぶ
  • ハードルを落とす
  • ハードルを落とす
  • ハードルを飛ぶ

これがセットになって絵が描かれます。
これ犬にとっては全部正解なのです・・・・人にとってはそうではないけれど・・・・

これは成功?

ドッグダンスのルーティンを何度か作ったことがある人はよくわかると思いますが、新しいルーティンを作ろうとするとどうしても前の流れ、要素のつながりを引きずってしまいます。
「ウノくん、前のはスルーのあとはフロントポジションだったけど、今度のはバックポジションに行くんだよっ」
そういってもなんどとなくフロントに入ろうとします。
もちろんコマンドがわかっていないわけではありません。
要素が多くなり、時間がながくなればなるほどこうしたことは増え始めます。
で、根負けすると、同じような内容で、曲と衣装だけが違う・・・・なんとなく自己満足で、見る人はどこかで前も見たような???となるのです。
オビディエンスでも課目の順番を変えると途端に間違える子多いです。
アジリティではこれは致命的です。
なぜならアジリティのコースは毎回違うから、その都度新しい流れができるからです。
もちろん設置してある道具は単純で種類もそれほど多くはありません。
それでも間違えてしまう。

全ては教え方伝え方にあるのです・・・

ではどう教えればいいのか・・・・それはまた今度

ちょっとだけ納得したなって方は次も見てくださいね〜

大型犬、牧羊犬、新しいグループの合同グループレッスンとBBQとタグトーイ作り

いよいよ年末、クリスマス、忘年会シーズンです
アウラならではの3つの要素を組み合わせたイベントの開催です。
12月26日12時より開始
12時から13時 レッスン&ゲーム
13時30分よりafter Christmas &忘年会BBQ
15時よりクラフトタイム・オリジナルタグトーイ制作
17時解散

料金 レッスンは通常通り4400円です。タグトーイ代は犬たちへのクリスマスプレゼントとして含みます。
BBQ代金 3500円/人
ソフトドリンク以外のアルコールはお出しできませんが、車の運転をされない方は各自でご用意ください。

参加ご希望の方はメールにて
events@auradog.com

参加者名・犬名をご連絡ください。
準備の都合上、12月5日までにご連絡ください。
なお、BBQに関しては食材の調達の都合上キャンセルされても料金が発生しますのでご注意ください。

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