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犬の歯磨き

雨ダァ・・・ハイキング残念っ、ほんと週末になると雨がふる。さすがの晴れ男も形無しです。
で、ぽっかり空いた土曜日です。
明日からカイくんがお泊りなので、今のうちにファンマッチの事務仕事をしておきましょう。
さて、みなさんは犬の歯磨きしていますか?
うーたんは?
結論から言いますと、ほとんどしていません。でも歯の汚れ、歯石はほとんどありません。
その理由のひとつは手作り食であることは言うまでもありませんが、もうひとつは時々行うマッサージにあります。
犬は歯石がつきやすく、虫歯になりにくい。一方、人は歯石はつきにくいが虫歯になりやすい。
これは口内環境の違い、唾液のPH、やカルシウムの濃度が影響しています。
人が「弱酸性」なのに対し、犬は「アルカリ性」です。 アルカリ性の環境では、雑菌が繁殖しやすく、歯石の形成が進みやすくなります。
また犬は唾液中のアミラーゼ(デンプン質を分解して糖に変える酵素)が出ないので糖分が付着せず虫歯になりにくいのです。
好ましくない原材料のドッグフードは穀類を多用しているのでアミラーゼが分泌されたとすれば犬たちは虫歯だらけになると考えられます。
歯石は食後4~8時間後に表面に菌が歯の表面を覆い始めます。
穀類の多いドッグフードほどそのスピードは早く、放置していると唾液中のカルシウムがくっつき、数日で石灰化し歯石になります。
カルシウムはアルカリ性ですから、犬はその速度が速いと言うことです。
歯石の成分の大半は石灰、つまりリン酸カルシウムであることから頷けますね。
もし歯磨きをするならば食べたすぐ後だけでなく、唾液の分泌が口内を満たしている寝起きもタイミングとしては良いと思います。
人間も朝起きたら歯磨きというのが最近の流れですもんね。
で、その歯磨きですが、色々とあるとおもいますので絶対これがいいと言うのはありません。
うーたんの場合はガーゼを指にまいてマッサージするように歯磨きします。
道具を使うと感覚がわかりにくい上、犬も嫌がるし広範囲を磨きにくいように思います。
それに対して指に巻いたガーゼはどのくらいの強さで歯にあたっているのかわかりやすく、基本指がはいるところは磨けます。
また歯茎のマッサージはとても気持ちが良いようで嫌がることはありません。
うーたんはこれを3日に1回くらいやっています。
手作り食では歯石がつきにくいといいましたが、実はその内容にもよります。
たとえば馬肉や鹿肉は鉄分やミネラルが豊富です。それに卵の殻などのカルシウムを混ぜて与えると、それが歯に残って石灰化の原因になります。
実はこのことに気がついたのは最近のこと。
しばらく馬肉と鹿肉が続いていて卵の殻でカルシウムを与え続けていたら、なんだか一気に歯石がついてしまったのです。
もちろんそれだけが原因ではありませんが、ちょっとびっくり。
で、卵の殻をやめて肋骨に戻したらつきにくくなりました。
個体差もあるし年齢やストレスなどによっても変わりますので一概に馬肉鹿肉卵殻イコール歯石とはなりませんが注意も必要です。
そしてもうひとつ、うーたんに歯石がつきにくい理由、それはひっぱりっこです。
それもフリースのタグトーイです。※コットンのロープは不可
これをよくやるのでそれで多くのよごれはとれてしまいます。
噛むことで脳にも刺激が与えられますのでストレス緩和にも役立ちますし、パピーであれば乳歯を抜くことにも貢献します。
手作り食+指ガーゼマッサージ+タグトーイひっぱりっこで綺麗な歯
そんな感じですね。
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